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2010年8月

2010年8月31日 (火)

外国からのお客様

遅めの時間、お客さまも一段落した頃、電話が鳴って「お二人空いていますか?」と。

ちょうど4人席が空いたのでどうぞとお答えしてお名前をお聞きしたら、「外国の方です」と、どうやらご本人ではない様子で、お電話くださったその方もお名前を聞きだせない、あるいはわからない、という雰囲気。

こりゃあ、日本語通じないのでは?と不安になりながらお待ちしました。

年とともに、厚かましさが増して、中国の方なら筆談で、それでだめなら、身振り手振り、それでもだめなら、Japanese  smile で乗り切ろう、なんて甘い考え?。

お見えになったのは、ご年配の白人のご夫婦、開口一番「Can you speak English?」。

「I`m sorry…」。

さて、ここからです。ご挨拶やドリンクのご注文はお聞きしたものの(日本酒の熱燗がお好みでした。)お料理の説明がどうにも勉強不足でできません。

この時期お勧めの「鱧(はも)」は、何ていうのだろう?鱧小鍋は?

焼き魚、煮魚、天ぷらは何とか通じたけれど、魚の種類や料理の説明がなんとも頼りなく、ついにパソコンを持って行って写真を見せてご理解を頂くありさまです。

お造り、蒸し穴子、赤がれいの煮付、カマスの塩焼き、湯葉しゅうまい、味噌汁等をご注文いただきました。

日本酒は「もっとストロングを!」と。ストロングってー???辛口の「船中八策」をお持ちしたらご納得いただけました。

頭の中を???が飛び交います。

奥様が「どれも、これも、全部とっても美味しい!」と何度もオーバーアクションで伝えてくださいます。さすがお上手です。嬉しくなります。

お聞きしたら、イスラエルから来られたようです。道理でお二人での会話は英語ではありませんでした。

食事が終られて、壁に飾っている、欄間(らんま)のオブジェや並んでいる焼酎の瓶などに興味を示されるのですが、これもまた、うまく説明できません。

勉強不足を痛感、やっぱり石川遼君の聞き流す英会話、始めるべきか?

長い道のりだなあ。

 

2010年8月27日 (金)

秋刀魚(さんま)祭り

今年は高値が話題の秋刀魚(さんま)!

咲咲では今日から秋刀魚祭り始めました。

新さんま!!造り・塩焼き・棒寿司。

お造り630円・塩焼き530円・棒寿司840円。

美味いよ!美味いよ!

咲咲で秋刀魚尽くしをお楽しみください。

菊水の抹茶小豆(まっちゃあずき)

友人のブログで菊水茶廊の抹茶小豆が紹介されていて、とっても美味しそうで、こりゃ行かねば!と思っていたところ、偶然にも神戸駅周辺に行く事があり、「よし!この機会に」と尋ねました。

神戸駅の山側、楠公さんの真ん前です。静かなお店から眺めると楠木神社の立派な門前が一望できて、神戸・新開地の華やかなりし頃はそりゃあ賑やかだったことでしょうと、想像ができます。

レトロ感いっぱいの店内は静かで、年配のご婦人が二人。やはりかき氷を召し上がっていました。

暑い日差しもここではやわらぎ、時間もゆっくり流れていくようです。

思ったよりもたくさんの、甘味、和菓子のメニューの中でやはり初志貫徹、「抹茶小豆」を頂きました。

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鋭利な歯先で削ったであろう氷は淡雪のように口の中で溶けていき、しっかり濃厚な抹茶の香りが口の中にかすかなほろ苦さで広がります。

上品な甘さの小豆はさすが菊水さんの腕の見せ所ですね。

抹茶の上に「練乳」が掛けてあって至れり尽せり、おまけにお好みの味付けにと、抹茶と練乳は別の器にも少し入れて添えてあり、心憎いです。

氷があまりにも細かく繊細で、口に入れるとさっと溶けて行くせいなのか、あの頭がキーンと痛くなる感覚がありません。

店内は先ほどのご婦人方に代わって、こちらもご年配のご夫婦とご家族、という感じの四人組が窓際に。

友人にメイルをしたり、ぼんやり考え事をしたり、「忙中閑あり」を楽しみました。

2010年8月21日 (土)

時のはざまで

あまりの暑さに腕時計の下にあせものような物が出来てしまいました。

こんなことは高校生の時にあったような?、以来、記憶がありません。

小さな湿疹がポツポツ。痒いような、かくと痛いような、なんとも言えない中途半端な不快感です。

仕方なく腕時計を外しているのですがこれがまたなんとも言えず不便で、どれだけ腕時計に頼った生活をしていたかを思い知りました。

時間の観念のあやふやさに仕事もなかなかはかどりません。

目隠しをされて時間の狭間に放り出されたようです。過ぎていった時間が1時間なのか45分なのか、これを積み重ねるとすごいロスです。

いつも見るともなしに、横目でチラッチラッっと時間を確認していることがどれだけ生活のリズムを危ういところで整えていたのか。

今日も仕入れの買い物にものすごく時間がかかってしまっていて、自分でびっくりしてしまいました。

別にグズグズしていたわけでもないのに。

最近は腕時計をしないで全部携帯ですませる人もいるそうですが、携帯の時計の表示がまた小さい!

横目でチラッ!で確認なんて無理で、取りだしてきて、まじまじと眺めなけれれば確認できません。

その点アナログ時計は針の角度でだいたい分かってとても便利、私の場合だいたいでいいんですから。だいたいのところで「お!遅れているぞ、はやく!」とか「あら!順調、ついでにあの用事もすましちゃお!」とか。チラ見をしながら知らず知らずに考えているんですね。

そういえば時間刻みのお仕事をされてて、なおかつ時計をあからさまに見にくい状況の方が時計の指輪をされていて、なるほどと感心したことがありましたがもちろんアナログでした。

この汗疹(あせも)!この夏の猛暑の忘れもの。早く治して時間の迷子状態から脱出したいものです。

2010年8月18日 (水)

菩提酛造り「夏仕込み」

酒の美味小屋「てらむら」さんからまさしくこの夏仕込んだ旬の酒、御前酒、菩提酛造り「夏仕込み」が届きました。

岡山、御前酒(殿様に献上していたお酒)の辻本店の夏の新酒です。

菩提酛(ぼだいもと)とは、江戸時代から続く「山廃酛(やまはいもと)」「生酛(きもと)」などの伝統的な酒の仕込み方法の、更にもっと古い室町時代に確立された仕込み方法だとか。

天然の乳酸菌を取り込んで、さわやかでフルーティな香り、複雑な旨味もしっかりと残しながら、酸味が後味のキレをよくしているすっきり辛口のお酒。

普段日本酒を召し上がらない方にも飲みやすいさわやかな風味を持ちながら、通な方の期待も裏切らない「米の旨味」も兼ね備えています。

菩提酛は、江戸時代中期までは陰暦の7月頃に仕込んだ新酒に用いられたといいます。そのルーツを辿って醸し出された「夏仕込み」。きりっと冷やしてご提供いたします。

そういえばこの蔵元、先日お出ししていた「9(ナイン)」というお酒も、とっても好評でした。

ますます期待感が募ります。

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2010年8月16日 (月)

生田の森

その昔、咲咲のお店のある、神戸三宮の駅から生田川辺りまでの、ここら一帯は生田の森という大きな森の中にすっぽりと包まれていたそうです。

今では須磨や一の谷の方が源平合戦の場として名を知られてしまいましたが、この生田の森も何を隠そう源氏と平家が陣を張ってにらみ合いをした古戦場だったとか。

当時、もっと山の方に祠があった「生田神社」はある年の洪水で危うく崩壊しそうになったのを、当時の人が今の場所に移して守ったのだとか。

その時、水害を防ぐ為に植えていた松が全く役に立たなかったので、今でも生田神社には松の木がないそうです。お正月の門松も生田さんでは「門杉」なんだそうですよ。よほどお怒りに触れたのでしょうね。

時は流れ、広大な生田の森も開墾され、どんどん小さくなって、今は生田神社のお社の後ろに小さな史跡となってひっそりとたたずんでいます。

小さいとは言っても小さな小川や樹齢800年というような楠(くすのき)の大木が点在し、遊歩道、東屋(あずまや)などがあって、この猛暑の中でもひんやりとした空気が流れています。

さて、今日は、先日体調を崩して高熱が続き、入院した板長が、今度は親知らずを抜くのに、念のため再度入院をして手術することになり、いつになく弱気な事をぽつりと言ったりしたので、生田神社にお守りをもらいに来ました。

親知らずと言っても真横に生えている難儀なもので、かなりな手術らしく、念には念を入れて入院しての手術、という事になったのです。

いつも強気で前向き発言が多い板長なのに、先日の急な入院がよほど堪えたのでしょうね。

「生田さん」と地元の人たちに親しまれている生田神社は、歴史も古く、由緒ある神社で、神戸のパワースポットの一つなんだそうで、是非力を分けて欲しいと、訪れました。

東急ハンズ横の正門参道から入り、鳥居をくぐって御手洗場で手を洗い本堂にお参り。

頭を垂れて、板長の手術が無事終わる事と、お店の事、家族の事、友達の事、いっぱいお願い事しているとついつい長くなり、「そんなにたくさん!どんだけあるの?」と自分で突っ込んで苦笑いです。

その後、本殿の後ろにある生田の森の史跡へ足を延ばしました。

森の中では目に映るものはすべて色を落とした緑色をしていて、空からの光も通り抜ける風さえも緑のフィルターを通したような密やかさです。

こんな都会の真ん中なのに、喧騒も無く、蝉の声さえ少し遠慮がちにトーンダウンしているようでまるで別世界です。

大きなクスノキの幹に掌を触れて、心静かに目を閉じます。

樹には寿命がないからたくさんのパワーを体に送り込んでくれるらしいのです。

目を閉じている間、最初はお願い事が頭をよぎるのですが、少しずつ雑念が消えていってだんだん「無」になっていくような気がしました。

あるのは樹と私の掌との感触だけです。

なんとも言えない不思議な感覚です。

その後、帰り道に境内で、包丁塚を見つけました。料理の世界でお仕事している人たちがお参りする全国でも珍しい塚らしいです。ここでも手を合わせてきました。

社務所で可愛い巫女さんから「病気完治」のお守りを頂きました。板長に手渡しましょう。

わずかな時間でしたが時の流れがゆっくりで、まるで小旅行したような気分になりました。

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2010年8月15日 (日)

デンマーク便り

この夏デンマーク留学へと飛び立って行ったスタッフのアキちゃんからさっそく絵葉書が届きました。

デンマーク語の授業を受けたり、ダウンタウンで買い物したりと新しい生活のスタートを楽しんでいるようです。

日がとても長いとか、消費税が25%もして物価が高いとか、珍しい食材や調味料に興味深々とか、なんだか、ちょっぴり心細さの中にも期待で胸が膨らんでいる様子が伝わってきます。

しっかり者のアキちゃん、きっといろんな事にチャレンジして、いろんなものを吸収して帰ってくるのでしょうね。

とっても楽しみです。

今、あちらは最高気温が22度、夜は15度ぐらいまで下がるとか。うんざりするような残暑の中でその葉書を読んだらちょっぴり羨ましくなりました。

デンマークって、私にはアンデルセンとか人魚姫ぐらいしか知識のない国、勉強の合間にいろんなデンマーク便りしてくれたら嬉しいなー。

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2010年8月10日 (火)

広島と長崎、そして終戦

この時期になると戦争の話題がよく取り上げられます。

広島、長崎の原爆投下、玉音放送、終戦、と大きな歴史の局面が続けて起こった8月ですし、悲惨な戦争を二度と繰り返さないようにと、戦争を体験した方々の話に改めて耳を傾ける時期です。

終戦から65年、実際に戦争を体験された方もどんどん高齢になっていかれて、直接、その口から当時の様子を聞かせていただけるチャンスも年々少なくなっているのだとか。今の子供たちその最後の世代だといわれています。

また、あまりの恐ろしさや、深い心の傷で固く口をつぐみ、心の奥深くしまいこんでいる方もいらっしゃるでしょう。そんな方が今話しておかなけば…と、重い口を開いて話してくださる場合もあるそうです。

先日深夜にNHKのラジオでそんな戦争体験者、原爆の犠牲となって長い間苦しんでこられた方が、ご本人の言葉で語られていました。

原爆の落ちた広島で地獄を見た方、全身火傷に覆われて苦しみながら水を欲しがるわが子に、水を与えると死ぬ、と聞いていて、心を鬼にして水を与えなかった。それなのに翌朝わが子は死んでしまった。どうせ死んでしまうなら何故あの時思うだけ、欲しがるだけ水を飲ませてやらなかったのか、と自分を責め続けるお母さんの話には、涙を堪えることができませんでした。

被爆しながらも奇跡的に生き延びたけれど後遺症に悩まされ続けた方、差別を受けて被爆した事を隠し続けた話、結婚を断念したり、被爆二世となる子供たちを心配したり、戦争が終わっても癒える事の無い苦しみと闘ってこられた方々。

時折涙ぐみながら話される方、淡々と感情を抑えて語られる方、でもそのご本人の口から語られる戦争の話は本当に重く苦しく、戦争がどんなに多くの方の心や体を傷つけて来たのかが伝わってきます。まして心を残しながら亡くなってしまった人たちの魂は…。

たくさんの方の犠牲のもとに今の私たちが生きているんだということ改めて考えさせられました。

誰も楽しく嬉しい事だけに触れていたい。幸せな笑顔だけ見ていたい。

でもご本人の口から語られる辛い苦しいこの話に耳を傾けることも、本当に大切なことなのだな、とつくづく感じました。

亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りします。

2010年8月 8日 (日)

小錦パンツ

スタッフの彩ちゃん、今年の終わりににはママになる体です。

今の妊婦さんはピッタリとお腹を固定しているのか、何となくお腹周りがふっくらしたかな?と言う程度で言われなければ中々わかりません。

まして、動きはキビキビとしているのですぐに忘れてしまいそうですが、赤ちゃんはしっかりママのお腹を蹴って自己主張をしているそうです。

おめでたがわかったとき、もう仕事は無理だろうな、と遠慮してたのですが、悪阻(つわり)の間はさすがに辛そうでお休みしていましたが、それさえ済めば嘘のように元気になって、私を助けてくれます。

運動をしなくてはいけないのに自宅にいては中々出来ないのでちょうど良いんです、と言ってくれます。

さて、その彩ちゃんの見つけたフリーサイズのパンツ(下着ではありませんよ)、タイのものらしく、細身の人もふっくらさんもそして妊婦さんだってOK!という究極のフリーサイズ。

細身の人がはけばドレープがったぷりのスカートのようなパンツになるし、ふっくら度や着る人のセンスでいろんな味を出してくれそうな、アジアンテイストのルーズパンツです。

小錦だって入りそうなウエストサイズ。裾の幅もしっかりあるので涼しそうです。

彩ちゃんは臨月までこれで乗り切ります、と笑ってましたが、ふとうちのビッグサイズの母に買ってあげたらゆったりとしていて楽チンなんじゃないかと思いました。

早速探しに行って見ましょう。

でも、私が愛用するのはちょっと危険ですね。気持ちが緩んで、限りなくパンツのサイズに近付いて行きそうです。

あぶないあぶない。買うのは母のものだけにする事にしましょう。

※咲咲はお盆も休まず営業いたします。帰省中の懐かしいお友達とのお集まりに是非ご利用ください。

2010年8月 3日 (火)

まかないパスタ

今夜の賄いは珍しいパスタ。カッペリーニを手早くゆでてガーリックオリーブオイルを絡めて、海鮮、大葉、トマトを散らします。

2010080322360000

賄いのパスタは久しぶり。美味しかったー。

大葉が効いていました。ごちそうさま。