咲咲の飲物 Feed

2011年2月25日 (金)

佐賀のお酒

先日カウンターのお客様と話が盛り上がりました。

若い女性の方なのですが「本日の生酒」を色々おすすめすると見事な飲みっぷり。

ニコニコととっても楽しいお酒です。

うかがうと九州のご出身、九州と言うと焼酎の本場、焼酎党と思われがちなんですが日本酒が大好きなんです…と。

そう言えば咲咲でも九州・佐賀のお酒をお出ししていたことがあります、とお話しすると「私、佐賀出身なんです!!!」と。

しかもお出ししていたお酒の酒蔵の方とお友達なんですって!

九州と言っても佐賀は米処、美味しいお酒も出来る筈ですね。

いつも思うのですが名産には長い歴史やたくさんの人の知恵がこもっているのですね。

カウンターが少ないお店なので、お客様とお話するチャンスがあまりないのですが、とても楽しい夜が過ごせました。

私が楽しませてもらっては申し訳ないですね。

2011年2月20日 (日)

越の譽・和醸蔵寒仕込搾り 純米大吟醸無濾過生原酒

咲咲では常時2~4種類の生酒を本日の生酒としてご用意しています。

今日は越の譽・和醸蔵寒仕込搾り 純米大吟醸無濾過生原酒がをご紹介します。

凄く長い名前ですが、名はすべてを現す。物語のあるお酒です。

2007年の新潟の中越沖地震。

その地震で崩壊した越の譽(原酒造)の大正時代から続いた酒蔵を、社員・蔵人の熱い思いが翌年見事に「和醸蔵」として蘇らせました。

その和醸蔵で大寒の時期に仕込みを行って醸し出された記念のお酒です。大寒に仕込むお酒って最高の仕上がりになるんですって。期待大ですね。

蔵の中で搾れたての味わいをそのまま濾過や加水調合を一切行わず、無濾過生原酒で瓶詰されて届きました。

是非この機会にお試しください。

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2011年1月22日 (土)

縁起のいい酒「立春朝搾り」

今年も立春朝搾りの季節が近づいてきました。

二月三日は節分、つまり、季節を分ける日。

その日に豆まきをして邪気を払い、新たな気持ちで春を迎えます。

その新しく春の立つ日が二月四日、立春です。

あらゆる生命が活動を始める春。この春の始まりにふさわしい、春の祝い酒が立春朝搾りです。

この立春朝搾りの素敵なところは、立春の日の早朝に搾りあがったばかりの出来たての新酒をその日のうちに飲む事が出来る、と言う事です。

朝出来たお酒を晩に飲むのですから、酒蔵でしか味わえないフルーティーな高い香りと、フレッシュで躍動感あふれる味わいを、居ながらにして楽しむ事ができます。

二月四日の立春の朝搾る、と決まっているお酒ですから、その日に合わせて完璧な管理と微妙な調整が必要なこの立春朝搾り、「大吟醸より気を使う」という、杜氏さん泣かせのお酒なんです。

ではどうして朝搾り上がったお酒をその日のうちに呑めるのでしょうか。

もうそれは、酒屋さんのご協力につきます。早朝まだ暗いうちから蔵元に集まり、ラベル貼り、箱詰め作業を手伝い、車に積んで直接持って帰ってくれるのです。

雪の深い年などは、無事帰ってこれるのかとご家族をヒヤヒヤさせる事もありました。

作業を終えて瓶に詰められた新酒、 立春朝搾りは、蔵元近くの神社にお祓いをしていただきます。そしてそれぞれの地元へ、私たちの待つ神戸へと向かうのです。

お祓いしていただくお酒には、前もってお願いしていた願い事「無病息災」や「家内安全」等のお札を付けていただき清めていただきます。

私は毎年両親の「健康長寿」と娘が優しく健康でいてくれるようにとお願いしています。

さて、この立春朝搾り、酒屋さんで1月27日までご予約を受け付けております。

咲咲で受け取って頂いても、酒屋さんをご紹介する事も出来ます。

ただし、締め切りを待たずに完売をする場合もありますのでご了承くださいね。

また、縁起もののお酒です。もちろん咲咲でもその日のうちに召し上がっていただけるようにご用意しておきますよ。皆様の健康と幸せを祈願して頂きます。

詳しい事は咲咲のスタッフまでお気軽におたずねくださいね。

 

2011年1月12日 (水)

卯年のうさぎたち

咲咲のお箸置きはうさぎ、今年の干支にぴったり。

卯年だから?と聞かれるのですが、実は何年も前からこれなんです。

だってうさぎって可愛いくて、小物として結構活躍するのです。

私が卯年って事ではありません。

もうひとつ、いやもう二つ、咲咲の小物として今、光が当たっているのがこのうさぎちゃん達。

お月見の時、活躍したこの盃とお銚子。今度は卯年のシンボルとなってお客様にご愛嬌をふりまいています。

このうさぎの盃、可愛らしさについ手にとってみますが、上からうさぎにお酒を注ぎ入れて頂くとおわかりですが結構入るんです。

ついつい飲み過ぎていい気分になる事請け合いです。

卯年をうさぎの盃で祝ってみませんか?いつものお酒もまた違う味わいになるかも。

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2011年1月10日 (月)

冬の月、今年も入荷していますよ。

去年もこの時期にお伝えしたと思いますが、岡山の嘉美心の「冬の月」入荷しております。

心待ちにされているF様はじめ、たくさんのお客様、お待たせいたしました。

それにしても、去年最後の冬の月をギリギリまで楽しんでいただいたのがついこの間だったと思いますのに、あれからもう一年近くたったのかと思うと本当に月日の経つのは早いです。

去年は本当に私にとって大変な年でした。

今までたいした荒波にもさらされず、またさらされている事にも気付かず、のんびりと暮してきましたが、その分まとめて哀しみが一度に押し寄せて来たような後半の半年でした。

それでも時は過ぎ、日々はめぐってまた新しく搾りたてのお酒が、去年と同じように私の元に届けられる…。毎日の暮らしは淡々といつものように、続いていくのですね。

今年の「冬の月」を手にしながら、繰り返される日常に感謝するとともに、日々の暮らしを大切にしていかなくてはと、ふと思いました。

話がそれてしまいましたが、「冬の月」は米の柔らかさを伝える為、搾りの際に全量「無加圧搾り」(圧力をかけずに自然に滴り落ちる酒を集める)で搾(しぼ)るという贅沢な仕込みの、優しい旨口の無濾過生原酒。

全量手洗いした岡山県産の「日本晴」(一等米)をふんだんに使い、米の本来持っている「旨味」を最大限に引き出した「純米吟醸 無濾過生原酒」です。

柔らかい麹の香りと、含んだ瞬間から後味まで続く優しい甘さと旨みが心地良く、飲み飽きせずに、スイスイと喉を通ります。

ややうすにごりの「あらばしり」はその中でももっと入荷が少ない貴重品。

普通の冬の月よりもう少しコクがあります。

本来なら冬の酒蔵に足を運ばなければ飲む事の出来なかった幻の酒。

そして、冬の冷たく澄み渡った空気の中で、静かに、凛とたたずむ孤高の月を感じてしまう、そのラベルも、姿勢を正されているようで、私は気に入っています。

是非お早めに咲咲でお召し上がりください。

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2011年1月 9日 (日)

黒糖焼酎「朝日」

相変わらず焼酎を召し上がるお客様は多いですね。

圧倒的に芋焼酎のファンが多く、次が麦。でも黒糖焼酎ファンも結構多くいらっしゃるようです。

咲咲では今まで「喜界島」一本だったのですが、もう一種類「朝日」をリストに加えてみました。

常夏の奄美で醸された情熱的な黒糖焼酎。

黒糖の甘味がたっぷりと詰まった味わいは「これぞ黒糖焼酎!」というにふさわしい一本です。

決して飲みやすい味わいではありませんが、その分旨みは詰まっています。

お湯割り・ロック等でいかがですか?

是非「喜界島」と飲み比べてみてください。

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2010年10月31日 (日)

「咲」というお酒

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可愛いでしょう?

こんなお酒が届きました。

咲(saku)」と言います。

スパークリング日本酒です。

出羽桜酒造と山形県との共同開発により、にごり酒でないクリアで透明なスパークリング日本酒が出来たのだとか。

軽やかで爽快な飲み口ながら日本酒らしい旨味と「コク」を楽しめます。

アルコール度9、日本酒度-9の飲みやすい「甘酸っぱいワインのようなお酒」なのですが、すっきりとしたあと口なのでお料理のお供にもいいのでは…。

咲咲では、ひめぜんすず音といった、軽い、ワインのようなお味のお酒もご用意していますが、是非飲み比べていただきたいです。

そしてこの可愛いラベルデザイン、フェラーリのデザインを手がけた事でも有名な山形出身の工業デザイナー奥山清行氏によるデザインなのです。

咲咲の為に!!!と言いたいところですが、残念ながら偶然です(笑)。

でも、という文字に込められた、いろんなイメージが溢れてきますね。

春、桜の蕾がほころんで花開き、咲き乱れ、花吹雪になって舞い散る姿でしょうか。

さあ、春はまだまだ遠いけれど、寒い冬をきちんと過ごせばきっときれいな花が咲く筈。

忍び寄る冬への心の準備でも始めながら、「咲」のグラスを傾けて、短かった秋の名残を惜しんでみませんか?

2010年10月28日 (木)

麦焼酎「三段仕込み」

新しい麦焼酎が入りました。

「月の中」などでも知られている宮崎県・岩倉酒造さんの「三段仕込み」です。

岩倉酒造は岩倉さん一家わずか4人(父、母、娘、息子)の小さな小さな焼酎蔵。

人手が少ないうえに、製造から瓶詰めに至るまですべて手作業。

ですから生産量は極めて少なく品薄状態が続いているのだとか。

小さな蔵ならではの細やかでかたくななこだわりで焼酎を仕込んでいきます。

たとえば、原料の芋も大量仕入れではなく、仕込みのその日の朝に使う分だけを契約農家から買います。「新鮮な芋からでなくてはいい焼酎は出来ないから」です。

三段仕込みとは、通常の米麹・麦の2段仕込みの後にさらに米麹を足し、麦の香ばしい風味を引き出す方法。非常に手間がかかるので現在ではほとんどこの製法をとっている蔵元がないほどです。

この麦焼酎「三段仕込み」は豊かな麦の香りと味を感じさせる芳醇な旨味、しっかりした麦の香り。まさに通の待ち望んでいた逸品。

ストレートやロックでちびりちびり口の中に含んでやると、なんとも言えないクリーミーなまろやかさ、またお湯割りにしていただくと、これぞ「麦の湯割り」と言える、崩れないしっかりした芳醇な風味を味わえます。

岩倉さんの焼酎造りの信念は「昔からある焼酎本来のしっかりとした味」。

ゆめゆめ侮(あなど)りめさるな。初心者の方には気合を入れて飲んでいただきたい「ハードな麦」です。

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2010年10月21日 (木)

お酒を色々味わいたい

お酒が大して強くないからこそ思うのですが、色々飲み比べてみたくても、一杯目でもうご機嫌。なかなか飲み比べまで行かないのが現実です。

しっとりとした秋の気配を感じれば、美味しい日本酒をあれこれ味わってみたい。

そこでいろいろ楽しんでいただくために、小さなサイズをご用意する事にしました。

90cc。1合徳利の半分。多くはないけれど少なくもなく、ひとつづつのお酒の味や香りをしっかりと味わっていただけるサイズです。

これなら咲咲中のお酒総なめ!なんていう兵(つわもの)も現れるかも。

グループであれこれ試していただいて、お気に入りのお酒を二合で、なんていうオーダーもできますね。

咲咲では今、定番のお酒の他にも色々と入ってきています。

どうぞお気軽にお声を掛けてくださいね。

さて、今日ご紹介のお酒は、芳醇辛口「天の戸(あまのと)」。秋田のお酒です。

日本酒度+9度でもしっかりとした旨味と喉ごしの柔らかさは、「軟水」の湧水を仕込み水にしているのと、「モロミ」を優しく丁寧に槽(ふね)搾りしているからとか。

食中酒としてお料理の味をさらに引き立ててくれます。

軽く冷やして、またお燗酒としてもおすすめです。

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2010年9月30日 (木)

ひやおろし

長い長い夏が終わりやっと秋の気配が漂ってまいりました。

今日久しぶりにお見えになったお客様も、ビールを一杯キューっと飲まれた後、「お酒ですよねー、お酒ですよねー、もうこれからは…」と言われて日本酒を何種類か楽しそうに召し上がっていらっしゃいました。

そう、そろそろお酒の美味しい季節。ひやおろしが次々と入ってきております。

「ひやおろし」とはその昔、新酒が劣化しないよう春先に加熱殺菌(火入れ)したうえで大桶に貯蔵し、ひと夏を越して外気と貯蔵庫の中の温度が同じくらいになった頃、大桶から「冷や」のまま(2度目の火入れをせず、樽に「卸して(移して)」出荷した事から、このように呼ばれていました。豊穣の秋にふさわしい旨味たっぷりのまろやかでトロリとした円熟の味わいが魅力です。と酒の美味小屋「てらむらさん」の言葉をお借りしましたが、毎年この時期の楽しみです。

さて、今日のご紹介は「常きげん」、無ろ過純米酒蔵出し生。純米生詰め「ひやおろし」。石川県加賀の鹿野酒造。今春NHKのプロフェッショナル「仕事の流儀」で紹介された杜氏、農口尚彦さんの手がけたお酒です。

私はこの番組が大好きで、毎週録画しては保存して、プロフェッショナルと呼ばれる人たちの仕事に取り組む姿勢を肌に感じたいと何度も繰り返し見ていますのに、何の事故かその日だけが録画失敗。がっくりと肩を落としたのですが、噂にたがわぬ素晴らしい杜氏さんで、今年も品評会で賞をたくさん受賞されています。

「常きげん」は穏やかな味わい、ほのかな吟醸香のきれいなお酒。秋の味覚に寄り添い引き立て、また引き立てられて、少しづつ長くなる夜を至福の時にしてくれます。

どうぞ咲咲でお試しください。

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